blog 迷子のままに:

山下耕平(やました・こうへい)
NPO法人フォロ事務局長、不登校新聞社理事など。

不登校、ひきこもりなどを中心に、書いてます。
一部は「なるにわブログ」から引き継いでます。

   

脱原発と脱学校-6

「原発がなかったら国際競争に負けてしまう、貧しくなってもいいのか」
「学歴がなければ仕事もない。ホームレスになってもいいのか」
 
耳にタコができるほど、こういう反論は聞いてきた。「そういう青臭いことを言うのはガキだ」ということも、よく言われる。しかし、根本的な問いというのは、つねにガキっぽいものだ。すでにできあがっているシステムを動かすための「大人」のリクツでは、システムそのものを問うことはできない。
 
なぜ、ガキっぽいかと言えば、代替となる社会像が描けないからだろう。それは、たしかにその通りだ。でも、おかしいと感じたことに、ノンと言い切ること。イヤなものはイヤと言えること。これは、生き物として、とても大事なことにちがいない。
 
不登校とかひきこもりの場合、頭ではノンと言えないのに、身体のほうから先にノンが出ていることが多いように思う。そのノンから頭のほうを問い直し、社会を問い直していく道筋が、不登校運動だったように思う。大仰に言えば、生態圏の摂理にしたがって、この社会システムを問うということだ。そこには、とても開かれたエネルギーがあったように感じる。

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プロフィール

HN:
山下耕平
性別:
男性
自己紹介:
1973年、埼玉県生まれ。大学を中退後、フリースクール「東京シューレ」スタッフを経て、『不登校新聞』創刊時(1998年)から8年間、編集長を務めた。2001年、フリースクール「フォロ」設立時より、同事務局長を務める。2006年より、同法人で18歳以上の人の居場所を始め、コーディネーターをしている(なるにわ)。2012年より関西学院大学で非常勤講師。著書に『迷子の時代を生き抜くために』(北大路書房2009)。野田彩花さんとの共著に『名前のない生きづらさ』(子どもの風出版会2017)。

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