blog 迷子のままに:

山下耕平(やました・こうへい)
NPO法人フォロ事務局長、不登校新聞社理事など。

不登校、ひきこもりなどを中心に、書いてます。
一部は「なるにわブログ」から引き継いでます。

   

脱原発と脱学校-1

 震災以後、ずっと言葉がなかった。あまりに巨大な裂け目があって、どうしようもない無力さを感じていた。
 
先日、テレビで細野晴臣が、「震災後、しばらくは音楽を聴けなくなって、演奏もできなくなっていた。音楽をやっていることの意味を問われてしまった」といった趣旨のことを語っていた(ETV特集『細野晴臣 音楽の軌跡』)。その気持ちが、とてもよくわかる。なにか、むなしくなってしまったのだ。
 
大地震や津波の惨劇がショックだったのは言うまでもないが、何よりも原発事故である。取り返しのつかない、とほうもない事態が起きてしまった。私たちは、まったく新たな、そしてシビアな時代に突入してしまっている。
 
今日、フリースクールの関係で、原発事故について話し合う機会があった。スロースペース・ラミの小野洋さんが講師で、福島にボランティアに行かれたときの報告を含めて、話を聞き、意見交換もできた。私自身、いつまでも悶々としていても仕方ない、この事態に向き合い、言葉を紡いでいかないといけないという思いはずっとあって、ようやく最近、それがもやもやと固まりかけてきた感じがしていたところだった。来月には、コムニタスのサロンでも「震災後の社会」をテーマに話すことにしている。このブログでも、ちょぼちょぼ書き散らしてみたいと思っている。テーマは、「脱原発と脱学校」だ。

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プロフィール

HN:
山下耕平
性別:
男性
自己紹介:
1973年、埼玉県生まれ。大学を中退後、フリースクール「東京シューレ」スタッフを経て、『不登校新聞』創刊時(1998年)から8年間、編集長を務めた。2001年、フリースクール「フォロ」設立時より、同事務局長を務める。2006年より、同法人で18歳以上の人の居場所を始め、コーディネーターをしている(なるにわ)。2012年より関西学院大学で非常勤講師。著書に『迷子の時代を生き抜くために』(北大路書房2009)。野田彩花さんとの共著に『名前のない生きづらさ』(子どもの風出版会2017)。

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